花蔵院(けぞういん)は創建年代は不明ですが、鎌倉時代から続くと伝えられる、浦安でも歴史の長い寺院です。
かつては堀江の漁師たちが、海の安全や大漁を願う場所として信仰していました。境内には、市指定有形文化財の「公訴貝猟願成の塔(こうそかいりょうがんじょうのとう)」があり、江戸時代に三番瀬の漁場をめぐる争いで犠牲となった3名の村人の供養と、漁民の幸せを願って建てられました。1293年(永仁元年)の津波で記録が失われ、詳しい歴史はわかっていませんが、1577年(天正5年)に賢融によって中興されました。その後、暴風雨や地震によって建物が壊れましたが、1944年(大正3年)に再建されました。
境内には馬頭観音や地蔵菩薩などもあり、昔の浦安の歴史を今に伝えています。昔の浦安の人々がどのような願いを込めてこの場所を大切にしてきたのか、境内を歩きながら感じてみてはいかがでしょうか。
施設情報
- 住所
- 〒279-0004 千葉県浦安市猫実3-10-3
- 電話
- 047-351-2332
